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中国語検定試験3級対策-中検おすすめ勉強法や参考書

中国語能力を確かめるためのテストに中国語検定試験があります。

中国語検定は、準4級から1級までのレベルがあり、基本的な文を理解したり書いたりでき、日常会話ができる(一般大学に第二外国語において二年以上の学習程度)が3級という中級レベルの試験です。

この記事では、中検3級の試験勉強の方法とおすすめな問題集をご紹介します。

中国語検定試験3級対策-中検おすすめ勉強法や参考書

文法や単語、リスニングなどの練習をしながら、実戦形式の問題集に取り掛かります。

おすすめ問題集は『中検(R)公式ガイドブック 3級 模擬テスト各級1回付き (中国語検定試験公式ガイドブック) 』です。

中国語検定試験を実施している中国語検定協会が編集しており、CDもついているので、リスニング対策もできるのが嬉しいです。

一通り文法や単語を勉強したら、こちらの問題集を3回り解いてみてください。様々な問題集に手を付けるよりも、1冊を繰り返し解く方が時間的にも、学習の質的にもおすすめです。問題集にわからない単語や文法が出てきた場合はその都度覚えるようにすると良いかなと思います。


【音声DL付】中検(R)公式ガイドブック 3級 模擬テスト1回付き (中国語検定試験公式ガイドブック)

 

中検3級の出題範囲

中検3級の出題範囲は、発音やピンインなどを含めた中国語の初中級の項目です。日常会話で話される中国語を聞き、話すことができるレベルです。単語は、初中級用の問題集を1冊覚えれば大丈夫でしょう。

リスニング問題では、

・基本的な内容の問いに対する問答

・短い会話文に続く答えを答える問題

・やや長い文の内容に関する問いに答える問題

が出題されます。

筆記問題では、

・発音問題(声調、ピンイン

・短文にあてはまる語をあてはめる問題

・日本語から中国語に訳す問題

・中国語を正しい順に直して短文にする問題

・やや長い文の空欄を埋める、内容を問う問題

・日本語を中国語に訳す問題(選択肢なし中作文)

が出題されます。

 

中検3級の勉強方法

ここからは中検3級合格に向けた勉強方法をご紹介します。

勉強方法は下記の5つです。

・語彙を覚える(発音、ピンイン、声調)

・文法を覚える

・リスニングを練習する

・長文の問題を練習する

・日常会話を練習する

 

・語彙を覚える(発音、ピンイン、声調)

語彙を覚える際には、日本語を見て中国語を書ける、中国語を見て日本語の意味がわかるようにするだけでなく、必ずピンインと声調も確認し覚えるようにしてください。

そのためには、問題集の付属のCDを聞き、発音しながら語彙を覚えるといいと思います。

おすすめの問題集は、キクタ 中国語(初中級編)中検3級レベル』です。初中級編は、中検3級に出題されるレベルの単語が載っていますので、この1冊を勉強するのがいいと思います。私は、この単語帳を3回り以上「触れる」ことを目標に勉強していました。1度で完璧に覚えるよりも、何度も単語に「触れる」時間を増やすことの方が、覚えたことを忘れにくいと言われているためです。1回目は通学や通勤時間にCDを聞き流しながら、問題集に目を通す。2回目は隙間時間などに、中国語を発音しながら書いてみる。3回目は、1回目から1週間後ぐらいにもう一度目中国語を発音しながら書いてみる。といったように学習していました。ぜひ、ご自分に合った学習方法を見つけてください。


【音声DL付】改訂版 キクタン中国語【初中級編】中検3級レベル (聞いて覚える中国語単語帳)

 

・文法を覚える

語彙を覚えたら、中検3級に出題される文法を覚えます。

おすすめ問題集で紹介している『中検(R)公式ガイドブック 3級 模擬テスト各級1回付き (中国語検定試験公式ガイドブック) 』の文法の解説を理解し、短文暗記するぐらい繰り返し音読し、書く練習をします。その後、問題集に掲載されている問題を解いてみるとよいでしょう。

この問題集は、中国語検定試験を実施している中国語検定協会が編集しているため、出題範囲がずれることがありません。

 

・リスニングを練習する

おすすめ問題集で紹介している『中検(R)公式ガイドブック 3級 模擬テスト各級1回付き (中国語検定試験公式ガイドブック) 』にはCDがついていますので、そのCDを使ってリスニング対策もできるのが嬉しいです。

リスニング対策では、CDを聞きながら、毎日音読するのがおすすめです。

音読をすると、口を動かすため、頭に音が残りやすいですし、CDを聞くことで中国語の音やリズムに慣れることができるようになります。慣れてきたら聞いた音を文字に起こす「ディクテーション」や聞いたことを何も見ずに発音する「シャドーイング」をして、中国語に慣れる練習をするのがおすすめの勉強方法です。

中検3級のリスニングの練習はこの方法が一番おすすめです。

 

・長文の問題を練習する

中検3級では4級よりも長い長文に関する問題が出題されます。

『完全攻略!中検3級(中国語検定試験で学ぶ中国語シリーズ2)』において、長文の問題の練習をするとよいでしょう。問題を解き終えた後は、リスニング問題の練習法でご紹介したように、ディクテーションやシャドーウィングを通して長文の内容を頭に入れておくぐらい長文に目を通すとよいです。まったく同じ長文は出題されることはほぼありませんが、いくつかの長文を覚えてしまうぐらい確認することで、中国語の文の構造が頭に入ってくるためです。

 

・日常会話を練習する

中検は読む、書く、聞く、話すの4技能を測定するテストですので、会話の練習も大切です。3級では面接試験はないのですが、会話は早いうちから練習した方が身につくので、中検を受験するのをいい機会と捉えて会話練習も進めるのがおすすめ。

まずは中国語で自己紹介ができるように、名前の言い方、好きなものの言い方、勉強しているものなどを中国語で言えるように作文をし、繰り返し練習しましょう。

また、問題集などに出題された会話文も使えるように繰り返し音読しましょう。

その後、オンライン語学教室などで中国語の会話をするのも練習に最適。

最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンラインのレッスンを用意しており、オンライン教室を利用することで、中国語会話の練習を効果的に行うことが可能です。

 

中検3級のおすすめ問題集

文法や単語、リスニングなどの練習をしながら、実戦形式の問題集に取り掛かります。

おすすめ問題集は『中検(R)公式ガイドブック 3級 模擬テスト各級1回付き (中国語検定試験公式ガイドブック) 』です。

中国語検定試験を実施している中国語検定協会が編集しており、CDもついているので、リスニング対策もできるのが嬉しいです。

一通り文法や単語を勉強したら、こちらの問題集を3回り解いてみてください。問題集にわからない単語や文法が出てきた場合はその都度覚えるようにすると良いかなと思います。

 

おわりに

中国語検定は、準4級から1級までのレベルがあり、基本的な文を理解したり書いたりでき、日常会話ができる(一般大学に第二外国語において二年以上の学習程度)が3級という中級レベルの試験です。

この記事では、中検3級の試験勉強の方法とおすすめな問題集をご紹介しました。

検定の合格を目指して学習することも、語学力向上における大きな助けとなると思います。中国語を勉強し始めた人は、中検3級合格を目指して学習してみてください。中検3級が少し難しいと感じる人は、中検4級合格から目指してもいいと思います。

 

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